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時は昔、2010年頃は大きい編成の音源はそこそこリアルなのがありましたが、細かいニュアンスが要求されるソロ楽器はウソくさい音源しかなく、コンピュータではまだまだ再現不可能な時代でして、そんな願いを叶えてくれる音源が出ないかなぁと願っていたのでした。
時は流れ現在、そんな願いを叶えてくれるのがSwamのStringsです。
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SwamのStringsシリーズも立ち上げない日は無いくらいよく使っています。
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良い製品なんだね
良い点
弦楽部分はSwamのみ(Violin, Viola Cello)で作った楽曲となります、お聴きください
個人的な所感
- ホンモノと一緒かと言われれば明らかに違うが、美麗なCGのようにコンピューター上での表現力が高い。
- チェロとコントラバスは結構シンセ臭い。
自分はオーケストラのレコーディングも今まで仕事でたくさんこなしてきました。
そんな中、常に自分のコンピューター上で1番リアルな音を作れるよう採算など考えず(もはや趣味)に作り込んでは、レコーディングした実際の弦楽と何が違うのかを聴き比べ、よりリアルに近づけるよう研究してきました。
ストリングスの録音を全員でやると予算もかかるため、ある程度シンセで作り込んだあとにバイオリンだけ重ねるとか、そういった重ねもよくやっていました。
その重ねをSwamで代用しているイメージです。
自分の現在の楽曲の弦の大半はMSS+Swamですが、ひとつ例として以下に置きました。
気になる点
キースイッチ回りが分かりづらい
まずデフォルトでヴィオラやチェロなどはキースイッチがアサインされていないので選ぶ必要があります。
そしてそのあともピチカートにキースイッチするという極めて汎用な行為もベロシティでスイッチが分かれてたりして、直感的とは程遠い仕様となっています。
ここは正直もっと分かりやすくなるといいなぁと思います。
チェロとコントラバスはちょっと嘘くさい
先程も書きましたが、チェロとコントラバスはちょっとシンセっぽいなぁという印象がします。
ホンモノはもっとガサガサしてる感じというか、、コントラバスに至ってはほとんど使わないので買わなくても良かったかなというレベルです。
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- 弦楽四重奏がある程度コンピューター上で作れる。
- 大編成ストリングス音源との相性がよく、自分はほとんど混ぜて使っている。
- メモリは全然食わず、CPUもそんなに使わない(自分の持ってる機材と比較して)ので優しい
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